Memory of the land


福岡の「消えていく場所」をめぐる短編映画

福岡のある公園。

いまは子どもたちがミニカーで交通ルールを学ぶ、のどかな公園です。

でも、この場所には昔の顔があります。かつてここには「福岡競輪場」という自転車のレース場があり、大人たちがお金を賭けて選手たちの走りに熱狂していました。

そのレース場がなくなったのが1962年。今では、その面影はほとんど残っていません。

さらに、すぐ近くでは九州大学の古いキャンパスの跡地が、今まさに新しい街に生まれ変わろうとしています。100年以上、学生たちが学んでいた場所が、これから数年かけて最新の技術を使った新しい街になっていきます。

この映画は、「同じ場所が、時代ごとに違う顔を持っていた」ということを、映像を重ねたり切り替えたりしながら見せていく作品です。

賭けと熱狂の場所が、子どもの遊び場に変わり、
学問の場所が、これから最先端の街に変わろうとしている。

福岡という街は、こうやって何度も「忘れて」「作り直す」ことを繰り返してきたのではないか——

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